悩みタイトル

冷え性によるお悩みは、現代人の中では特に多いのではないかと思われます。
特に多いと思われるお悩みを下記の5つにまとめてみました。

お風呂上がりでも手先、足先が冷える。
お腹が下しやすくなり栄養を充分に吸収できず痩せてしまう。
新陳代謝が低下し汗をかきにくくなる。その結果喉が乾きにくくなり体内の水分量が減り、便秘や浮腫に繋がる。
血液循環が悪くなり、肌荒れが起きる。
女性の方は月経トラブル(強い生理痛や頭痛、浮腫、腰痛など)が起きやすくなる。

冷え性に対する当院の考え

冷え性とは、腰痛・肩こりと続き国民病の一つであると考えられています。特に細身の女性など運動不足により筋肉量が少なく体温が低い方に多い特徴があります。厄介なのが寒い時期に増えるのもそうですが、夏にクーラーなどの冷えでも発症してしまうことです。なので年中発症する可能性があるということを示しています。ですので、治癒するまでに長期間必要なのと家での過ごし方も改善しなければいけないので難しい症状であると考えられます。当院には多種多様な症状に合うように様々なメニューがございますのでぜひ自分に合う施術を受けて見つけて下さい。

冷え性を放っておくとどうなるの?

冷え性の病態を詳しく説明しますと、筋肉量の減少などにより血液循環量が減ったり体温が下がることが原因で発症してしまいます。さらに、この状態が長く続くと足の血流が滞り足に溜まりむくみ繋がり、足の重だるさや疲労感を引き起こしてしまい運動する習慣がなくなってしまいます。また冷え性の中には末端冷え性というものがあり主に手先や足先が冷えてしまうというものです。これは手先や足先の冷たさが気になってしまい寝付きが悪くなってしまったり、就寝中に冷えが気になってしまい途中で起きてしまったりする睡眠障害に繋がったりしてしまいます。

冷え性の改善方法

冷え性の改善は容易ではありません。なぜならば、姿勢の歪みと同じで長い時間がかかって発症しているからです。また筋肉量の低下を改善するために筋肉トレーニングを行ったり、日常生活を改善しなければいけないからです。日常生活の中で特に改善すべき点は、食事に面です。これから寒くなってくる時期ですがこれから食べるときに注意すべきなのは甘い食べ物です。上白糖や白米、豆腐などの白い食べ物は身体を冷やす特性を持っているので冷え性の方は特に摂取しない方が良いです。また、旬が夏であるきゅうりや茄子、スイカなども身体を冷やす注意が必要です。

冷え性の軽減に効果的な当院の施術メニューは?

当院には全部で約25種類もの自費メニューがあり、その人それぞれに症状に合った施術をご用意することが出来ます。その中でも冷え性が特に様々なアプローチの仕方があります。主におすすめする施術は2つあります。一つ目は当院で一番人気のある全身矯正です。こちらの施術では全身の血行が良くなり代謝が上がりそれによって手先や足先で滞っている血液の流れが改善されます。他にも姿勢や骨盤の歪みが良くなる効果にも期待できます。二つ目は全調整鍼という鍼の施術です。こちらは当院にある自費メニューの中で唯一の体質改善を期待できる施術となってます。

その施術を受けるとどう楽になるのか

全身矯正は主に回数を重ねて頂くことによって効果を実感することが出来ます。週に2回以上継続的に施術を受けることを3ヶ月以上続けて効果が出るのが一般的です。長期間継続していただくことで冷え性の症状以外にもお仕事による疲労であったり、姿勢の改善も期待できます。また、全調整鍼は鍼施術ですので初めて受ける方には弱い刺激で施術させて頂いてます。回数を重ねていき刺激に慣れてきてから本格的な鍼施術が始まります。こちらは体質改善を目的としていて鍼に対して身体が合う方は一回の施術で大きな効果を得ることも可能です。

改善するために必要な施術頻度は?

前述したとおり、全身矯正は週に2回を3ヶ月以上継続することで確実な効果を得ることが出来ます。全調整鍼は最初は週に一回受けていただくことをお勧めします。体質を改善することが目的ですので効果を実感して定着するまでは長期間かかってしまいます。症状の重さによって施術を受ける回数が前後します。鍼を受け慣れている方でしたら来院される度に全調整鍼を受けることも可能です。

冷え性関連でよくある質問

明るい挨拶

  • Q.なんで冷え性になるんですか?
    A.冷え性は腰痛、肩こりに次ぐ国民病となっています。他の二つと違い痛みを伴う訳ではないので重要視されていませんが、様々な不定愁訴の原因になりうる症状となります。冷え性というのは多種多様なきっかけが積もり積もって発症してしまいますので、原因は絶対にこれだ!というのはありません。主な原因としては筋力不足、ホルモンバランスの乱れ、自律神経の乱れなどがあげられます。男女性別関係なく冷え性は多くの方に対してお悩みの種となっています。症状改善まで長い道のりとなりますが頑張りましょう。

  • Q.なんで女性に冷えが多いんですか?
    A.一番原因として挙げられるのが、女性は男性に比べて筋肉量が圧倒的に少ないことです。冷え性は主に血液循環が悪くなり発症します。血液循環は主に心臓の働きによって統制されていますがそれは動脈に関する部分であり、静脈(心臓へ送り返す)に関する部分では主に筋肉のポンプ作用によって統制されています。なので元々筋肉量が少なくポンプ作用の働きが弱い女性では冷え性になりやすく、さらに体温が低くなりがちになってしまいます。また、妊娠中はホルモンバランスが乱れやすくなってしまうのでそういった部分も女性に冷え性が多くなってしまう要因となります。

  • Q.なんで冷え性は手先よりも足先に多いんですか?
    A.冷え性は主に手先や足先などのお身体の末端部に好発します。それはなぜかと言いますとやはり、末端部にいくにつれて筋肉量が減少していくことが主にあげられます。また、足先やふくらはぎなどはデスクワークや座る時間が長い職業の方は特に筋力が落ちやすく、心臓から遠いのでより血液循環が悪くなりやすいことも原因になり得るからです。まずは自宅で移動する際はつま先立ちで歩く、ヒールなどを履かないなどのふくらはぎの筋肉をできる範囲で意識して使って日常生活を送っていきましょう。

  • Q.霜焼けってなんですか?
    A.霜焼けは、「凍瘡(とうそう)」とも言い手や足などの血行が悪くなることに起こる疾患です。手先足先が冷えることを繰り返し起こす事により動脈静脈の血流不全が主な原因です。これは寒暖差が大きい時期に炎症を起こすので、寒さの厳しい真冬よりも、冬のはじめや春先に起こりやすいのも特徴です。霜焼けと似ている疾患にレイノー症候群といい、寒くなると指先が白くなって紫色や赤色になる疾患であって霜焼けと見間違われることがあります。これは血行を良くする薬を服用したり気温に合わせて防寒対策をしたりすることで予防することが出来ます。

  • Q.冷え症と浮腫は関連性がありますか?
    A.冷え性は筋肉量が少ないことが大きな原因となりますが一般的な浮腫を起こす原因の一つにも筋肉量の低下があげられます(基礎疾患、持病をお持ちで浮腫を発症している方は全く発生機序が異なります)。ですので、この二つの症状の原因が大きく類似しているので併発していることが多々あります。改善方法として一番良いのはふくらはぎ周りの筋力トレーニングです。足元の筋肉をつけることで、血液循環も良くなり体温も高まります。また疲労を感じにくくなるのでデスクワーク、歩行中に疲れを自覚することも少なくなります。

  • Q.冷え性の改善方法はありますか?
    A.一番根本から改善を期待できることはやはり筋力トレーニングです。冷え性を改善させて体温があがることの他にも、代謝が上がって太りにくく痩せやすいお身体に近づくことが出来ます。しかし、現代の人は運動習慣がない事が多くいきなりトレーニングを始めることは難しいです。ですのでまず、食生活を見直してみましょう。冷え性は文字通り身体が冷える事によって起こります。なので食べ物に気を遣って体温を下げる食べ物を避けることによって冷え性を改善することが期待できます。主に冬の旬の食べ物(根菜類)を意識して摂取し、夏の旬の食べ物(茄子やきゅうり、スイカや上白糖などの甘い食べ物)を避ける事によって改善が期待できます。