腰痛関連Q&A
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腰痛関連でよくある質問と回答①
Q、ギックリ腰ってなんで起こるんですか?
A、ギックリ腰というのは正式名称が筋筋膜性腰痛と言いまして、過労などで筋疲労が起こっている腰の部分でなにかの拍子に強い圧力がかかって痛みが出る疾患となっています。主な原因としては腰や背中などにある背筋の使いすぎや身体が冷えていて筋肉が固まっていることが挙げられます。身体の冷えでぎっくり腰になりやすくなることがあまり世間に知られていませんが、実は季節の変わり目である5、6月(春〜夏)と9、10月(夏〜秋)にかけて起こりやすいんです。特に暑いから寒いに移り変わっていく9、10月に圧倒的にギックリ腰は起こりやすくなります。ですので、寒くなる前にお風呂に浸かる習慣をもって頂いて身体の芯から温める意識を持つようにしてもらっています。もし、ぎっくり腰になってしまった場合はぜひ当院にお越しください。 -
腰痛関連でよくある質問と回答②
Q、反り腰だとなんでいけないんですか?
A、反り腰というのは異常姿勢の一つであり、脊柱の腰の部分を構成する腰椎という部分は通常少し前に湾曲した形をしていますがこの湾曲が強くなってしまった状態のことを反り腰といいます。この状態が長く続くと腰の筋肉が常に収縮し続けるので腰痛が起きてしまいます。なので、マッサージで筋肉を緩めたとしても脊柱が歪んでいることにより腰痛が起きているのでその場限りの効果となり対症療法となってしまうので、根治を目指すなら、脊柱と骨盤の歪みを正さなければいけません。当院には骨盤の歪みに特化した骨格矯正や反り腰に特化した骨盤はがしがあるのでぜひ反り腰でお悩みの方は受けてみて下さい。 -
腰痛関連でよくある質問と回答③
Q、なんで腰が痛いのにお尻や足の方もマッサージしているんですか?
A、腰というのは人間の身体の上半身と下半身を繋ぐ部位であり、とても負担がかかりやすいという特徴があります。そして、筋肉とは筋膜というもので包まれていてこれは全身を覆っているウェットスーツみたいな感じにつながっていると言われています。特に腰の筋肉は、お尻(特に中臀筋)や太もも(特に外側の筋肉)と密接に関わっているので実際に腰が痛くても痛みの原因がお尻や太ももにあるというケースがたくさんあります。腰の筋肉をいくらほぐしても、痛みを引き起こしている原因を無くさないと痛みは消えません。ですので症状によってマッサージする場所が痛みがでている場所だけじゃなく、関連している場所にもマッサージさせて頂いています。 -
腰痛関連でよくある質問と回答④
Q、前屈と後屈で出てくる腰の痛みはなにが違うんですか?
A、前屈で出現する腰の痛みというのは筋肉が硬く前屈の動作で伸ばされることによって出てきます。日常生活ではよく寝起きに靴下を履こうとして前屈みになったときに腰が痛くなったというお声を頂きます。長時間座ってたり、横になった状態から動き始めた際に痛みが起こりやすいです。一言で言うならば、筋肉の硬さからくる痛みとなります。また後屈、後ろに反る動作で痛みが出る原因は腰椎と骨盤の歪みからきている言われています。前屈、後屈どちらでも筋肉の硬さが原因の一つとなっているのは同じなのですが、後屈の場合はさらに骨盤周りの歪みも原因となっていますので後屈で痛みが出現する場合は骨盤矯正を受けていただくことをおすすめしています。 -
腰痛関連でよくある質問と回答⑤
Q、腰の上の方と下の方で痛む場所が違うのってなにか違いがあるんですか?
A、腰の上の部分は胸椎と腰椎の境い目であり、下の部分は腰椎と仙骨(骨盤)の境い目です。胸椎と腰椎は若干形が違っていてそれに伴い動きやすさと動く範囲というのも異なります。特に、身体を捻る動作を行う場合には胸椎はあまり動かず腰椎は大きく動きます。なので動かない胸椎と動く腰椎の境い目である腰の上の部分に負担がかかり痛みを引き起こします。また、下の部分も同じで腰椎と仙骨の動きに相違があるので負担がかかりやすい部位となっています。ここでは特に前屈、後屈の動作で負担がかかり痛みが引き起こされるという特徴があります。