片頭痛
こんなお悩みはありませんか?
片頭痛の患者さんの約75%には、頭痛が始まるきっかけ、もしくは悩みがあると言われています。
まずは、1番多いストレスです。多くの人がストレスから片頭痛が起きます。次に仕事や勉強の疲れです。また、寝すぎや寝不足からも起きます。
片頭痛は命に影響はないものの、日常生活に大きな支障をもたらすため、慢性頭痛の中でも特に社会的影響が大きい頭痛です。具体的な悩みとしては以下のようなものがあります。
朝にだけ頭痛が起こり、目のかすみや吐き気も伴う
生理痛と間違えられることがある
週末のたびに目の不調と頭痛に襲われる
さらに、片頭痛は単なる頭痛だけでなく、その前後に心理的・社会的な困りごと=ストレスがあることが少なくありません。この「にわとりが先か卵が先か」の関係性が患者さんの悩みを深刻化させています。
片頭痛で知っておくべきこと
片頭痛のことを少しでも知っておきましょう。
まず、片頭痛の概要です。
片頭痛は、激しい片側性の頭痛と吐き気、光・音への過敏性などを特徴とする慢性的な神経疾患です。世界人口の約15%が片頭痛に悩まされているとされ、特に20~40代の女性に多く見られる症状です。
次に片頭痛の症状です。
片頭痛は、前兆期、頭痛期、回復期の3つの段階に分かれます。頭痛は拍動性で、時に吐き気や嘔吐、光・音への過敏性も伴います。
片頭痛の原因は完全には解明されていませんが、遺伝的要因、脳内の神経伝達物質の異常、血管の拡張・収縮などが関与していると考えられています。
症状の現れ方は?
片頭痛の症状の現れ方について詳しく見ていきましょう。
まず、拍動性の強い頭痛です。頭の片側または両側が強く脈打つような痛みが現れます。時に頭全体が締め付けられるような痛みもあります。
次に、頭痛に伴って吐き気や嘔吐が起こることもあります。光や音、においに対して過敏になることもあります。視界の歪み、しびれ、言語障害などが現れることもあります。
これらの症状は、前兆期、頭痛期、回復期の3つの段階で現れます。前兆期では視覚異常などが起こり、頭痛期では拍動性の強い頭痛が特徴的です。回復期には、疲労感や気分の落ち込みなどが見られます。
片頭痛の症状は個人差が大きく、同じ人でも発作ごとに症状が異なることがあります。また、症状の強さや持続時間も様々です。
その他の原因は?
片頭痛の主な原因について詳しく見ていきましょう。
片頭痛の原因は完全には解明されていませんが、以下のような要因が関係していると考えられています。
1. 遺伝的要因
片頭痛には遺伝的な素因があり、家族歴のある人に見られることが多いです。
2. ストレス
ストレスが筋肉の緊張を引き起こし、血流の悪化や老廃物の蓄積により頭痛を引き起こすことがあります。
3. ホルモンの変動
女性に多い片頭痛は、月経周期やホルモンの変動が関係していると考えられています。
4. 性格的要因
完璧主義的、神経質な性格の人に片頭痛が多いとされています。
5. 食事・生活習慣
チーズやワイン、睡眠不足、寝すぎなどが片頭痛の引き金となることがあります。
片頭痛を放置するとどうなる?
片頭痛を放置すると、以下のようなことが起こる可能性があります。
片頭痛を放置すると、3割の人が慢性化し、症状が悪化してしまうことがあります。放置すると、頭痛が徐々に悪化し、頻度や強さが増していきます。慢性化すると、頭痛が日常的に起こり、仕事や生活に支障をきたすことがあるかもしれません。
また、放置すると以下のような重篤な病気を見逃す可能性もあります。
1. 髄膜炎
2. くも膜下出血
3. 脳出血
したがって、片頭痛が続く場合は早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要です。放置すると慢性化や重篤な病気の見逃しのリスクがあるため、早期発見・早期治療が大切です。
当院の施術方法について
片頭痛に対する当院の施術方法には、以下のようなものがあります。
まず初めに『指圧』によるマッサージです。首周りや肩周りに対する施術です。
次に『極上ドライヘッド』です。指圧と同じく、首周りの施術と目の周りの筋肉、頭周りの筋肉に対する施術です。
次に『鍼灸施術』です。眉間の「攅竹(さんちく)」というツボを刺激することで、頭痛の軽減が期待できます。その他、頭部や首のツボを刺激することで、血流を改善し、頭痛の軽減が期待できます。
また、当院内での施術に加えて、生活習慣の改善にも力を入れていきます。睡眠の質を高めることや食事の規則性を保つこと、ストレス管理に努めること、禁煙・節酒を行うことも大切です。
改善していく上でのポイント
片頭痛の改善に向けたポイントについて考えていきましょう。
片頭痛の改善には以下のようなポイントが重要です。
1つ目は生活習慣の改善です。規則正しい睡眠リズムを作ることや、食事の規則性を保ち、刺激物を控えること、ストレス管理に努めることが大切です。また、禁煙・節酒することも重要です。
施術に関しても、続けてしっかりと行わなければ効果が薄くなってしまいます。鍼灸施術の活用や、薬物療法の活用も有効です。
片頭痛の改善には、生活習慣の改善、薬物療法、鍼灸施術、その他の施術法など、さまざまなアプローチが有効です。症状に合わせて適切な施術法を選択し、しっかりと通うことが何よりも大切です。